転職する際の心構え
介護業界へ転職するための心構え
介護業界は今、介護を受ける人数が急増して、介護従事者が少ないことが問題とされています。そして、介護施設内でのトラブルも目立つようになってくると、ますますこの業界へ転職をする際に戸惑うかもしれません。そのため、デメリットと思われる部分について、行政が介入した改善が期待されている状況です。
なによりも介護業界に必要なのは「覚悟」です。「覚悟」を持つことで何か起きた時に、モチベーションの低下を避けられる可能性が高くなります。生活相談員として働くためにも心構えをしっかりと持ち、対応できる力を備えておきましょう。
実務経験は重要ポイント
介護福祉系の学校を卒業すると、同時に資格取得できる学校は珍しくはありません。一般的には、この流れで介護福祉士や社会福祉士を取得していれば、就職に有利になります。しかし、介護で求められるのは実践応用力です。実践経験がないと、仕事の進め方に大きく影響していきます。実務経験がないことはマイナスに働き、周囲についていけなくなり自信を失ってしまう場合があるのです。
しかし介護業界は人員不足のため、未経験に近くてもチャンスがあります。デイサービスであれば、これまでのスキルを活かしレクリエーションリーダーになることも可能です。チャンスを捉え、実務経験の長さにとらわれず、前向きな姿勢で仕事に取り組みましょう。
理想と現実
介護施設で事故があると、生活相談員などの「質」が注目され、より質の高い介護が求められるようになります。しかし、これらの問題は業務時間にも関係しているのです。利用者の話をゆっくり聞いたり、ケアを中心にすることで質の向上が見込める部分もありますが、現実では難しい状況です。業務時間に追われると、心のケアは後回しになり、目の前の介護サポートで一杯になってしまいます。この点が、生活相談員でも悩んでしまう、理想と現実の差なのです。結局のところ自分で時間を見つけ、利用者に対応していくことになります。送迎車内でその時間を見つけるなどして、やりがいのある仕事をしましょう。
また職場では幅広い年齢層がいるため、同世代は少ないと思っておきましょう。逆に言えば、同世代が少ないことは、チャンスの多い職場なのです。介護チームとして働くため、そのセクションで活躍できることも多く、自分なりの魅力を周囲に理解してもらう機会でもあります。
将来設計を立てる
介護業界で働くには、給与面がポイントにもなります。生活相談員の仕事でも、既婚者であれば家族を養うために気になる点です。転職には、各種手当の手厚さも大切な注目ポイントになります。その点をチェックした上で、将来設計をしっかり立てていきましょう。
よく読まれている記事はコチラ
-
転職する際の心構え
2018/03/01生活相談員として介護の世界へ飛び込む際に大切な心構えをお伝えしておきます。高齢者の多い現場、業務中に何が起こるか分かりません。まずは「覚悟」、そして様々なギャップをプラスに転換する力が必要です。やりがいを求めて、心を定めましょう。
-
仕事の魅力
2018/02/21高齢者の介護サービスを行なうことが多い介護施設で働くこととなる生活相談員。人生の先輩となる利用者との会話から学ぶ機会があります。そして、たくさんの人とのふれあいによってつながりが生まれます。これが仕事の魅力となります。